RF管理コンソール Q&A
いいえ、最後に適用したコマンドが有効になり、コンピュータ再起動時に実行されます。またコマンドを「適用」しても再起動するまでは有効にはなりません。
クライアントPCで直接メイン操作画面を表示し、「修復」または「レイヤー選択」を選択してください。(詳しくは「リカバリーフラッシュシリーズ」サポートページをご覧下さい)
はい、可能です。ただしアンチウィルスソフトが動作中の環境にRFをインストールする場合と、RF環境にアンチウィルスソフトをインストールする場合とで、それぞれ以下のような注意点があります。
* アンチウィルスソフトが動作中の環境にRFをインストールする場合 RFをインストールする際はアンチウィルスの機能を一時的に無効(Disable)にしてください。RFのインストール完了後、アンチウィルスの機能を元に戻してください。
* RF環境にアンチウィルスソフトをインストールする場合 保護一時解除機能を使用して、以下の手順でインストールしてください。
1. グループパネル>メンテナンスをクリックしてください。
2. 操作エリアで、アンチウィルスソフトをインストールするクライアントのアイコンを選択して、ツールバーの「保護一時解除」をクリックします。
3. 表示されたサブウィンドウから「基本レイヤーに修復後、解除」を選択し「OK」をクリックします。
4. 選択したクライアントが自動的に再起動します。再起動後、アンチウィルスソフトをインストールしてください。
5. アンチウィルスソフトのインストールが完了したら、クライアントを再起動してください。
6. 「保護一時解除を終了しています」とメッセージが表示され、OSが起動します。 以上の手順で、RFをインストールしている環境に、アンチウィルスソフトをインストールすることができます。
RFをインストール後のHDDの空き領域の容量計算方式はWindowsと違いますので、RFのHDD情報画面を参照してください。
コンソールではインストール時25MB以上の空き容量が必要です。 クライアントでは一個のレイヤー作成に必要な基本領域が、基本レイヤーと新規レイヤーを合わせ、HDD全体容量の0.1%です。基本領域はRFのインストール時に、設定した保護領域の空き容量から取ります。このレイヤーをベースにして、データ操作内容により保護領域の空き容量が更にダイナミックに減少されます。 保護領域の空き容量に対する使用容量の比率は、1対1またはそれ以下でご使用されることをお奨めします。
すべてのコマンドは最後に選択・適用した項目が、Windows起動時に実行されます。DOSモードに入ると、それが最後に選択されたコマンドとみなされるためです。
基本レイヤーを新たに作成するか、RFをインストールしなおしてください。
デフラグメント前はRFをアンインストールしてください。
完全なデフラグメントという見地からいえば、ディスクをいったんフォーマットし、Windowsの再インストールから始めるのが理想的です。それが不可能な場合は、Windows付属のデフラグメント・ツールを使ってデフラグ処理を行います。
対応していますが、IDEと混在して使用した場合はシリアルATAのパーティション情報を認識できず、IDEドライブのみの対応となります。
Windowsには、システム終了時にボリュームが正しくシャットダウンされたかどうかを制御する「Dirty」ビットというフラグがあります。システムが正常にシャットダウンすると、最後に各ボリュームの「Dirty」ビットはクリアされますが、不慮の電源断や異常なシャットダウン、もしくはOSやアプリケーションが異常終了してしまった場合には「Dirty」ビットはセットされたままの状態になります。このように「Dirty」ビットがセットされたままの場合、システムの起動時に自動的にチェックディスクを実行します。
Cドライブを「自動修復」にしている場合、再起動時にCドライブに対してチェックディスクを行うことは論理的にありえません。チェックディスクを行うということは、Cドライブを「自動修復」以外にしている場合ということになります。
チェックディスクを繰り返しWindowsが起動しなくなった場合、コンピュータ起動時に「Home」キー(ノートパソコンの場合は「Fn」+「Home」の場合もあります)を押しRFを呼び出し、パスワードを入力し、表示されたメイン操作画面でクライアントの保護設定を「保留」から「修復」に変更してください。こうすることで再起動時に「修復」を行い、「Dirty」ビットもクリアされ、正常に起動することができます(但し、基本レイヤーまたは新規レイヤーを作成した時の状態に戻すので、保留していたデータはクリアされます)。
また、チェックディスクを行わないようスキップするMicrosoftのコマンドもあります。コマンドプロンプトを起動し、以下のように入力しコマンドを実行すると、(以下の例の場合CドライブとDドライブの)チェックディスクを行わずスキップします。
chkntfs /x c: d:
チェックディスクを行うようにデフォルトに戻すには、コマンドプロンプトで以下のように入力し、コマンドを実行してください。
chkntfs /c c: d:
ユーザーズガイドQ&Aをご参照ください
ご使用されているPCによって、標準のBIOS設定ではUSBが使用不可になっている場合があります。このような場合は、RFをインストールする前に、BIOS設定で「USB Device Legacy Support」や「USB Keyboard Support」を「Enable」や「All Device」に変更して、USBキーボードを有効にする必要があります(BIOSによって名前が違う場合がありますので、詳しくはお使いのマザーボードのマニュアルをご覧ください)。
HUBがレイヤー2スイッチ、レイヤー3スイッチの場合は設定が必要となる場合があります。シスコやアライドテレシスのL3のスイッチの場合、IGMP Snoopingを無効にする必要があります。アライドテレシスの CentreCOM8424TXの場合は、デフォルトでIGMP Snoopingの設定が有効になっています。 この場合、クライアントPCがコンソールPCにログオンできません。ログオンできるようにするには、下記のコマンドで IGMP Snoopingを無効にしてから、環境を保存してください(下記のコマンドはアライドの場合の参考例です)。
コマンド:
DISABLE IGMPSNOOPING
CREATE CONFIG=basic.cfg
SET CONFIG=basic.cfg
使えます。ただし、混在して使われている場合は、IDEのみが保護の対象になります。SATAのハードディスクを保護したい場合は、SATAのみで構成してください。また、ハードディスクが複数台接続されている場合、保護できるのはプライマリマスタのハードディスクのみです。2台目以降は保護できません。
最近のメーカー製パソコンは、ハードディスクの大容量化に伴い、リカバリーデータをハードディスク内の隠し領域に保存している機種が増えています。ご使用のメーカー製パソコンに付属しているバックアップの復元ソフトと、RFは、ともにMBRに対して書き替えを行うことがあるので、もしも、RFをご使用中にパソコン付属の「復元ソフト」を使用して、OS等パソコンを購入時の状態に戻すような場合は、RFをアンインストールしてから復元を行ってください。
「BIOS設定の保護モード」のBIOS修復機能は、CMOSに保存されているBIOS設定情報を再起動するたびに修復する機能です。CMOSに保存されている設定情報の保存場所は、ほとんどのPCで共通していますが、中には通常と異なる場所に保存されているPCもあります。このようなPCの場合、BIOS修復機能が動作しません。BIOS修復機能が正常に動作しない場合は、この機能を無効にしてください。
設定したスケジュールは、RF管理コンソールが起動していなければ実行されません。RF管理コンソールを起動しているかどうかご確認下さい。